ネットの海の片隅で漫画を読みつつ独り言

漫画の感想をダラダラ書いてます。ネタバレに注意。更新はスローペースです。

人魚の森 シリーズ感想

 

前回の記事で、幻の食材的なのって何かないかなって考えてたんだよな。
そんで、思い浮かべたものの一つに「人魚」があったんよ。
流石に人魚は幻獣すぎるかなと思ってさ、物の例えとしては書かんかったん。
でも、記事書いてるときに何となく思ったんよ。
竜って、強さとか味以外にも、妙薬としても有名だよなって。
でさ、妙薬っていえば、人魚の肉もそうだよなって。
そしたら久しぶりに、「人魚の森」を読み直したくなったんだよ。

そんな訳で、今回の感想(思い出話)は人魚シリーズ。
人魚の森
人魚の傷
夜叉の瞳
今んとこ出てるのは、この3冊かな?
作者の作品って、コメディタッチの作品が多いけど、このシリーズは違うよな。
アニメから作者を知った自分としては、かなり驚いた覚えがある。

あと、どうでもいい話。
個人的に人魚の森って聞くと、紙質が少しゴージャスな方を最初に思い浮かべる。
当時の自分にとって、あの表紙の煌めき具合は、なかなか印象的だったからな。
もう一つ、思い出したことが有る。
ちょっと曖昧なんだが、人魚の傷(すぺしゃるの方)か、夜叉の瞳が発売されて直ぐだったと思う。
次の出版は9年後って、噂話を聞いたんだよな。
人魚の傷の時なら、次の出版までの期間が大体合ってるからさ。
噂ってのも馬鹿には出来ねえなスゲエって思うわけよ。
そんで夜叉の瞳の時なら、やっぱデマだったかと思う反面、もう少し待てば……とも思ってる。
まあ、だからどうしたって話ではあるが、何となく思い出したので。

話を元に戻して。
人魚シリーズって、何か全体的に物悲しい雰囲気なんだよな。
輪から外れた人物達の、人恋しさが滲み出てる気がする。
そして、そんな人達に携わった者もまた。
置いていく行く方と行かれる方、より辛いのは何方だろうな。
それぞれの結末とか見てると、なんか真魚は凄い幸運なのかもしれんって気がする。
きっと、いつまでも二人で旅を続けてるんだろうな……。
そうだよな、二人とも不老長寿だもんな。
だったら時間軸を現在(2017年)に合わせることも出来るよな。
もしそうなら、何してるんだろうな。
ネットで仲間探したりしてるんだろうか?ガセ多そうだけど。
それより、どこぞの謎の組織に狙われて、一波乱あってそうだよな。

想像は尽きないが一先ず元に。というか最後だな。
最後は、自分が人魚シリーズで最初に思い浮かぶシーンの話。
一応、下記でのせるページ数は、人魚シリーズと書かれてる単行本の方で確認。
思い浮かぶのは、人魚の森のP244の「私に…似てる…」の辺りから。
この立ち絵が印象的なんだよな。
髪に隠れて表情は見えず。少し俯きがちに、この一言だよ。
ここらから、登和さんへの好感度が変わったんだよな。
で、その後の人魚の肉を突きつけるとこ。
あそこも変化した方の手で肉を突き出してるせいかな。
何だかセリフ以上に、訴えかけられてる気がするんだよな。
でも、一番胸を打ったのは、P254の「ずるい人……」の一言。
あの涙……。本当に何度読んでもここは来るな。
あと、当時はそれ程気にならんかったけど、読み直してみると許嫁の先生の心境もキツイよな。
あの時の選択が違えば、それなりに幸せになれたんだろうか。
本当に悲しいな。
読者に対する救いは、真魚の最後のセリフかも。
「ずっとずっと捜す。」「一生捜す。」ってとこ。
悲しまれたりするより、凄く前向きに感じる。自分だけかもしれんが。
まあ何であれ、少しは気持ちが浮上する終わり方で、自分は好きだな。